東京経済大学

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2015年度 第11回
経営学部 武脇 誠 教授

在学中に合格を!公認会計士などをめざしゼミ仲間と頑張る。 経営学部 武脇 誠 教授 在学中に合格を!公認会計士などをめざしゼミ仲間と頑張る。 経営学部 武脇 誠 教授

Takewaki Makoto
東京経済大学 経営学部教授
横浜国立大学経営学部経営学科卒業。一橋大学大学院商学研究科 修士課程修了。主な研究分野は、管理会計論。主な担当科目は、管理会計論、簿記原理。著書(共著)に『基本簿記を学ぶ』(中央経済社)、『管理会計』(新世社)ほか。

「公認会計士」などの資格取得を目指すゼミだそうですね。

 学問研究を主としたほかのゼミと違って、武脇ゼミは、「公認会計士」「税理士」「簿記検定1級」などの会計の難関試験に合格することを目的としています。2014年度の公認会計士試験では、武脇ゼミから3年生4人、4年生1人の計5人が合格しました。東経大全体の合格者は6人ですから、ゼミ生たちは本当に頑張ってくれたと思います。
 公認会計士試験は大変難しい試験として知られていますが、私たちが目指すのはあくまで大学在学中の合格です。とくに3年生のうちに合格すれば、就職活動もスムーズですし、残り1年の大学生活で好きな学びを深めることもできます。ゼミ生のなかには、3年で合格、4年で短期留学している学生もいますよ。

そもそも、公認会計士ってどんな仕事なんですか?

 企業は、「どれくらい利益があがったか」「借金がいくらあるか」「資金はどれくらいか」といった企業活動の成果、いわば"成績表"を外部に公表する義務があります。これは「財務諸表」といって、投資や取引の判断材料にされる大変重要なものです。公認会計士の主な仕事は、この財務諸表が正しいかどうかを第三者の立場でチェックすること。また、企業経営の専門家として助言をする経営コンサルタントのような役割も果たします。つまり公認会計士は、株主や銀行、企業の取引の信用の下支えをする"縁の下の力持ち"のような存在なのです。将来は、会計事務所や監査法人で活躍できることはもちろん、一般企業においても組織の中枢で必要とされることの多い専門職です。

ゼミの雰囲気は、どんな感じですか?

 ゼミでは、管理会計を中心とした「問題練習」とその「解説」をひたすら繰り返します。簿記検定2級レベルの知識があることを前提としており、予習や復習も欠かせません。ゼミ生は毎年15〜20人程度。同じ目標をもった仲間の存在は、2年以上にわたる勉強期間中の心の支えになりますし、ライバル心がレベルの向上につながります。最初はボーダーライン上だった学生が優秀な仲間に刺激されてどんどん力をつけ、合格にこぎつけた例もたくさんあります。

専門学校だけではなく、大学で学ぶメリットは?

 単に試験に合格するだけならば、大学よりも専門学校の方が効率的かもしれません。大学では、資格試験と関係のない勉強もせざるをえませんから。では、大学で学ぶ意義は何か。それはまさに、「資格試験以外の勉強もできること」だと思います。例えば、生産管理や流通、マーケティングといった経営学や経済学の知識があれば、財務諸表の数字の根拠を深く理解できるため、より質の高い仕事ができるでしょう。さらに、取引先とコミュニケーションを図るうえでも幅広い一般教養は欠かせません。ビジネスの現場で求められているのは、高い専門性とともに、幅広い知識・教養を兼ね備えた人材なのです。

入学・入ゼミを考えている人へ、メッセージを。

 会計に関する資格取得を目指している人は、ぜひ東経大へ来てください。ゼミや授業では、教員が学生一人ひとりと向き合って精いっぱいサポートしますし、提携先の専門学校で学べる「会計プロフェッショナルプログラム(※)」をはじめとする学習体制もきちんと整っています。公認会計士や税理士などの資格は、コツコツと努力を重ねていけば決して手の届かないものではありません。高い志をもった仲間と共に学べる環境で、あなたもチャレンジしてみませんか。
(※)公認会計士、税理士、国税専門官、日商簿記1級を目指す学生のためのプログラム。選考試験を経た各年度50人が対象。提携専門学校の受講料は全額大学負担。

Students'VOICE武脇ゼミの学生の声

山下賢さん(4年)2014年度公認会計士試験合格
中・高校生時代、自分に強みといえるものがないことが悩みでした。高校で簿記に出会って「これなら自分の力を生かせるかもしれない」「どうせなら頂点を目指そう」と思い、公認会計士を志すことにしました。大学では、授業以外の時間はほぼ専門学校で勉強漬けという生活。友人が遊びにいく姿を見て羨ましくなったこともありましたが(笑)、「学生のうちに勉強しておいた方がいい」という先輩方の言葉を信じて頑張りました。ゼミの後、武脇先生に夕ごはんに連れていってもらい、みんなと色々な話をしたり先生に相談にのっていただいたりしたのは、とてもいい思い出です。
小島弘之さん(4年)2014年度公認会計士試験合格
武脇先生は、問題演習の解説をする際、単に「解き方」を教えるだけでなく「理論」を重視して指導してくださるので、とても勉強になりました。おかげで、公認会計士試験以外の課題に対しても、筋道立てて物事を考える力がつけられたように思います。勉強中は、体調を崩したり気持ちが焦ったりとつらい時期もありましたが、同じ目標に向かって挑戦するゼミの仲間の存在が支えになりました。これから勉強に取り組む人は、試験合格がゴールではなくスタートなのだということを忘れずに、前向きに、かつ覚悟をもって、頑張ってほしいですね。
碓氷真弘さん(4年)2014年度公認会計士試験合格
商業高校で簿記の面白さを知り、最上位の資格である公認会計士の仕事を一生やっていきたいと思って、東経大で資格取得を目指すことにしました。勉強中にとくに苦労したのが「時間管理」です。大学・専門学校・アルバイトと、やるべきことが多かったため、1日24時間をどう配分するか、いつも考えて行動していました。来春からは、念願の会計事務所で働きます。将来は、新規上場を目指す企業の指導や監査を通して、会社の成長を手助けできるような存在になっていきたいと思っています。

※学年は取材当時のものです。

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