各種メモリカード

1.メモリカードとは 2.メモリカードの種類 3.カードリーダー/ライターの利用

1.はじめに

メモリーカード(Memory card)とは薄型カード型の記憶装置のことです。

非常に小型で、何度でも記憶の消去・書き込みができほとんど電力を消費しないため、モバイル機器の記録メディアとして普及しています。
利用される機器が増えるにしたがってより小型の製品が各社から提案され、様々な種類のメモリカードが存在します。

2.メモリカードの種類

代表的なメモリカード
CompactFlash(CFカード)

SanDisk社が提唱しているメモリカードの規格。PCカード規格の一部として仕様が定められているため、PCカードアダプタに装着してPCカードスロットでも利用できる。他のメモリカードに比べて安価。デジタルカメラやハンドヘルドPCなどの記憶装置として使われている。現在はCFカード型PHSカード、有線/無線LANカードなどメモリカードにプラスした機能もある。

SmartMedia

東芝によって提唱された、切手大(縦45mm、横37mm、厚さ0.76mm、重量1.8g)のメモリカードの規格。
デジタルカメラ、PDA、デジタルオーディオ、ゲーム機などに広く利用されている。

SDメモリーカード

SanDisk社、松下電器産業、東芝の3社が共同開発したメモリカードの規格。切手とほぼ同サイズながら、今や2GBの大量コンテンツが記録可能。デジタルカメラや、デジタルオーディオなど広く普及している。音楽のオンライン配信に適した著作権保護機能「CPRM」(Content Protection for Recordable Media)を内蔵。

miniSD

SDメモリーカードのサイズを縮小したもの。
主な用途として携帯電話のメモリカードとしての利用。

MMC

Siemens社とSanDisk社が共同開発したSDメモリカードと同サイズで互換性の高いメモリカード。
主にデジタルカメラや携帯電話などに利用されている。

xDピクチャーカード

オリンパス光学工業と富士写真フイルムが共同開発したメモリカードの規格。
主な用途としてデジタルカメラの記憶媒体。

マイクロドライブ

超小型ハードディスク。CFカードと同じインターフェースを持つが、HDDであるため、他のメモリーカードより低価格で大容量。デジタルオーディオでは内蔵部品として使用されている。また、大きな記憶装置を必要としているデジタル一眼レフカメラなど上位機種で採用されている。

メモリースティック

ソニーが提唱・製造している記録メディア。パソコンやデジタルカメラ、デジタルオーディオなどの記録メディアとして利用されている。

メモリースティック Duo

メモリースティックをより小型にした規格。携帯電話の記録メディアとしてよく利用されている。携帯電話、デジカメ、DVビデオカメラ、PSPなど幅広く利用されている。

メモリースティック PRO

高容量、高速技術、著作権保護技術など備えたソニーのメモリースティックの上位モデル。
DVD品質の動画をリアルタイムで記録・再生することができる。セキュリティ機能も搭載。

メモリースティック PRO Duo

メモリースティックPROをより小型にした、あるいはメモリースティックデュオの上位モデル。

3.カードリーダー/ライターの利用

「メモリカードリーダー/ライター」を利用することによって、PCにてメモリカードのデータを読み取ったり、データを追加することが可能です。

メモリカードリーダー/ライターの貸出
  • 情報システム課窓口(3号館、6号館)にて「メモリカードリーダー/ライター」を貸し出します。
  • 貸出要項はこちらを参照してください。