行動追跡拒否の意思を示す「Do Not Track」(DNT)機能
トラッキングとは、WebサイトやWebサービスを利用した人の閲覧行動を記録する技術です。
閲覧行動の記録されたデータは、さまざまなデータ解析に利用されていますが、
例えば、ショッピングサイトで商品ページを閲覧していると、過去・直前にチェックした商品が
履歴として表示されたり、おすすめの商品が表示されたりするのは広告技術にトラッキングが利用されているからです。
トラッキング技術は基本的にユーザーの利便性を向上させるために利用されているものの、
閲覧履歴を勝手に記録・利用しているのはプライバシーにかかわる、とのことで
プライバシー保護対策として誕生したのが、「Do Not Track」行動追跡拒否機能です。
ユーザーがトラッキングを許可または拒否するかを明確なものにしようという意思表示です。
「Do Not Track」機能をONにしたWebブラウザーを利用すると、Webページを表示するたびに、
『トラッキング拒否』の意思を示す信号がWebサイトやWebサービスへ送られます。
※ただし、現在(2012年12月時点)では拒否の意思表示されたwebサイト側の対応は定まっていません。
IE10ではこの機能が標準で有効になっていますが、無効にしたい場合は以下の設定をおこなってみてください。
設定はデスクトップ画面から行います。