迷惑メールとは なぜ送られてくるのか? 迷惑メール例 迷惑メールを受け取ったら
受信者の意志に関わらず、一方的に送りつけられるメールを「迷惑メール」または「スパム(SPAM)メール」「ジャンクメール」等とよびます。
上図のように、なりふり構わず大量にメールを送信する業者が多数存在します。
その目的は「商業的な広告、勧誘」「いたずらや嫌がらせ(不幸の手紙等のチェーンメール)」「メールアドレス収集/販売」「架空請求書の送付」「ネズミ講への勧誘」等様々です。
Webページ等に書き込まれたメールアドレスを機械的に収集して、そのメールアドレスに送りつけてきます。
「辞書」にある単語や名前を組み合わせたり、存在しそうなメールアドレスに送りつけてきます。
送信業者間でアドレス一覧が売買されており、一旦収集されると、様々な所から迷惑メールが送りつけられるようになります。
迷惑メールの送信者たちは、あなたの個人情報を得るために大手銀行や企業を装って「なりすまし」を行います。
メールに記載してあるURLをクリックすると実は全く別のサイトという事例もあります。
パスワード、クレジットカード番号など不用意に入力するのは非常に危険です。
メールのなかには受信者には見えないように小さな画像が含まれているものがあります。
(こういったものを、"インビジブルGIF"または"ウェブ・ビーコン"と呼びます。)
一度開封されると、この画像へのアクセスがあったことで、あなたのアドレスが「使用されている」ことが知られてしまいます。
"1回の転送につき○○円もうかります!"と書いてあったり、"5人以上に転送しないと不幸が訪れる"と書いてあったりします。
これらは迷惑メールを促進させる悪質ないたずらです。このようなメールが届いても、転送しないでください。
全く身に覚えのない架空請求書が送られてきた場合、利用していないのであれば、支払う必要はありません。
不用意に応答した場合、さらにしつこくメールが送られてくる可能性があります。
インターネットの掲示板などに、むやみに自分のメールアドレスを書き込んで投稿しない。
HTMLのmailtoの記述を以下のように「@」を置き換えることで、アドレス収集ロボットをかなり回避できます。
例. <A href="mailto:99x9999@tku.ac.jp">メールアドレス</A>
ウェブサイトにアクセスすることで、迷惑メール送信者にあなたのメールアドレスが有効だと教えることになります。