「SSH」には、特定のポートから受け取ったデータを他のポートへ転送する「ポートフォワーディング(port forwarding)」という機能があります。
これは、リモートコンピュータのポートを、自分のPCのポートにSSHを通して仮想的に割り当てることにより、リモートのポートを自分のPCのポートであるように利用することができます。
例えば、学外から学内限定ページを見る手段としては「VPN接続サービス(SSL-VPN)」があります。
しかし、サポートプロトコルが限定されており、そのページに「Java」や「ActiveX」等が使われていると、うまく表示されません。
「ポートフォワーディング」の利用により、これらのアプリケーションも暗号化されWEBアクセスが可能となります。