【Excel】指定した範囲から特定の値を検索(XLOOKUP関数)

Microsoft 365やExcel 2021など、最新のバージョンで利用できる検索関数です。
これまで広く使われた検索関数の欠点を補い、より柔軟で強力な検索機能を備えています。
検索値にあったデータを指定した範囲のなかから検索し、セルに反映してくれます。

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XLOOKUP関数

  「=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り配列, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード]) 」
 XLOOKUP 関数は、範囲または配列を検索し、最初に見つかった一致に対応する項目を返します。 一致するものがない場合、
 XLOOKUP は最も近い (近似) 一致を返します。

 検索値 (必須):省略した場合、XLOOKUPは検索範囲に空白のセルを返します。
 検索範囲 (必須):検索する配列または範囲
 戻り配列 (必須):返す配列または範囲
 [見つからない場合] (オプション):有効な一致が見つからない場合は指定した [見つからない場合] テキストを返ます。
 [見つからない場合] が見つからない場合は「#N/A」が返されます。
 [一致モード] (オプション):一致の種類を指定します
 [検索モード] (オプション):使用する検索モードを指定します

以下 操作例  x_l_20250529_00_1.png

  1. 氏名(D4のセル)に別シートを参照して値を反映させます
    セルD2をクリックし、「数式」タブ>「検索/情報」>「XLOOKUP」を選択し「OK」をクリックします。
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  2. 検索値:B4
    検索範囲:基本情報シート、A2からA31を指定
    戻り配列:基本情報シート、B2からB31を指定
    見つからない場合:""(表示しない)を入力
    「OK」をクリックします。
    ▼ 画像をクリックすると大きくなります x_l_20250529_004.png
  3. ひとつ式ができたら、残りも同様に設定します。
    学籍番号(検索値)を入力するとデータ(戻り配列)が反映されます。
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