氏名などの漢字データからフリガナを取り出すには、PHONETIC関数を使います。
=PHONETIC(セル番地)
セルに入力された文字列のふりがなを取り出します。
- B列にA列に入力された文字のフリナガを取り出します。
セルB2をクリックし、[関数貼り付け]ボタンをクリックします。[情報]-[PHONETIC]をクリックします。
範囲に[A1]を指定します。
- A1セルに入力された文字列の「読み」の情報が、フリガナとして取り出せます。

※ 今回、[りょうこ]と入力して[良子]と変換しましたが、本来の読みは[ヨシコ]だった場合、PHONETIC関数で正しいフリガナを表示するには参照元の漢字の[読み]情報を修正する必要があります。
- 修正をする場合は参照元セルを選択し、[書式]-[ふりがな]-[編集]をクリックします。
- 参照元の文字列の上部に[読み]情報が表示され、書き換えることができます。
PHONETIC関数で抜き出したB列の表示も反映されます。
- フリガナの表示方法は、参照元の文字列が入ったセルを選択し、[書式]-[ふりがな]-[設定]をクリックします。
設定画面の[ふりがな]タブで、種類を指定でき[ひらがな]や[半角カタカナ]にすることもできます。
PHONETIC関数で抜き出したB列の表示も反映されます。
※ 変換した結果を文字列にしたい場合、普通にコピーをすると、関数そのものがコピーされてしまいうまくいきません。関数の結果をコピーするときは、貼り付けるときに[形式を選択して貼り付け]を選択し、ダイアログボックスから[値]をチェックして[OK]ボタンをクリックします。