【Word】表の中で計算をする

簡単な表を作成したときにちょっとした計算であればWordの機能を利用しましょう。Excelと同じように計算式を選択するだけで簡単に合計を求めることができます。

  1. 計算式を入力したいセルを選択します。[レイアウト]タブ-[計算式]をクリックします。
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  2. [計算式]ダイアログの[計算式]に自動的に式が入力されます。
    =SUM()・・・=合計(計算の範囲)
    ※(ABOVE)は式が入力されているセルの"上側の連続するセル範囲"を示します。
      左側に連続するセルがあった場合は(LEFT)と表示されます。
    ※SUM以外の計算式は[関数貼り付け]より選択します。
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  3. 計算結果が表示されました。
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  4. 例えば修正がはいった場合
    小島さんの得点を"66"から"99"に変更します。
    あとから数字を変更した場合は更新作業をしないと、計算式に反映されません。
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  5. 計算式が入力されている数値をクリックすると、数値にグレーの網がかかります。
    右クリックのショートカットメニューから[フィールド更新]をクリックします。
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  6. 計算式が更新されました。
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※ 表で計算を行う場合、A1、A2、B1、B2のように、列を表すアルファベットと行を表す数字を使って定義された表のセルを参照します。Excelとは異なり、Wordでのセル参照は常に絶対参照を表しドル記号($)は付きません。

個々のセルを参照する場合・・・計算式に複数のセル参照を指定するには、それぞれのセル参照をカンマ(,)で区切ります。セル範囲を指定するには、範囲内の先頭セルと最終セルのセル参照をコロン(:)で区切ります。
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