1.Windows と Macintosh のファイルの違い 2.WindowsとMacintosh間のファイル交換
拡張子とは、ファイル名のうち「.doc」や「.xls」などピリオドで区切られた右側部分のことです。
ソフト名・形式 | 拡張子 |
---|---|
Word | .doc |
テキスト形式 | .txt |
Excel | .xls |
PowerPoint | .ppt |
HTMLファイル | .htm、.html |
Photoshop | .psd |
画像BMP形式 | .bmp |
画像TIFF形式 | .tif、.tiff |
画像JPEG形式 | .jpg |
画像GIF形式 | .gif |
Windowsは半角255文字まで、Macは半角31文字までです。
WindowsとMacでファイルを交換する場合は、半角31文字以下のファイル名をつけましょう。
MacとWindowsは同じパソコンですが、まったく別物です。Windows用のソフトをMacで使う、あるいはその逆はできません。
WindowsとMacの両方に同じアプリケーションがあれば、バージョン等の互換性にさえ注意すればファイル交換、共用が可能です。
例えば、Office系ソフトはMacintoshでも利用されるようになりました。
(WordやExcelのデータを、WindowsとMacでやり取りができますが、WindowsとMacのバージョンが異なるため、保存時にバージョンの変更が必要な場合もあります。)
※ファイル圧縮形式
MacではStuffIt形式(.sit)、Windowsではlzh形式、zip形式がよく使われます。
MacとWindowsの双方で解凍可能なlzh形式、zip形式がいいでしょう。
主な圧縮・解凍ソフトには「+Lhasa」(Windows)や「StuffIt Expander」(Mac)等があります。
自動解凍形式はOSを越えると解凍できない可能性が高いので避けましょう。
(MacからWindowsの人に渡すときには、圧縮時にMacBinaryのチェックをはずして圧縮するようにしてください。)
お互いに共通性のないフォントを使用した場合、デフォルトでは明朝体で表示されます。WindowsとMacの両方に同じアプリケーションがあれば、バージョン等の互換性にさえ注意すればファイル交換、共用が可能ですが、単に交換・共用するだけではレイアウトが崩れたりすることがあります。
両OS用に同じフォントがある、ダイナフォント(DFPゴシック)等のフォントを使うと同じレイアウトを保持できます。
(MacのOfficeに「MS ゴシック」と「MS 明朝」が用意されました。この環境下でデータのやり取りをする場合、問題が少なくなりました。)
※機種依存文字
Windows(およびUNIXなど)とMacで互換のない機種依存文字の使用は避けましょう。
(丸数字、ローマ数字、単位や曜日などの各種略号)
Macから送信する場合は、エンコードはMac特有のBinHexを使わずに、MIME(またはBase64)で行いましょう。
通常WindowsではMacのフォーマットを読み書きできません。
しかしMacはWindowsのMS-DOSフォーマットを読み書きできますので、MS-DOSフォーマットしたフロッピーディスク(以下FD)、MO(230MB)でデータ交換が可能です。
MS-DOSフォーマットはWindowsがなくてもMacでできます。
(MacフォーマットのメディアをWindowsで読み書きしたい場合、市販の専用ソフトウェアをWindowsにインストールすることで読み書きすることができます。)
MacはMS-DOSフォーマットされたFDを開くことができます。
WindowsではMacフォーマットされたFDは、初期化(フォーマット)のダイアログが表示されます。
※注意 PCL教室では640KBや720KBでフォーマットしたFDは読めません。
MacはWindowsでMS-DOSフォーマットされたMOを読み書きできます。
WindowsではMacフォーマットされたMOは、FDと同じく初期化(フォーマット)のダイアログが表示されます。
MS-DOSフォーマットされたMOにMacで保存した場合、Windowsで開くことができます。
MOは230MBのものを使いましょう。
(640MBのMOは、規格が異なるためお互いに読むことができません。)
FD・MOのフォーマット方法 |
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Windows |
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Mac OSX |
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Mac OS9 |
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MacでWindows用またはMacintosh兼用で書き込んだCD-Rは、Windowsで読むことができます。
Windowsで「ISO 9660」形式で書き込んだCD-Rは、Macで読むことができます。