本学Wi-Fiに接続出来ない場合(パブリックDNSの利用)

稀に、Wi-Fi接続時に「IPアドレス」は取得できているが「DNS」が自動的に設定されない場合があります。
この場合、WEBアクセス等はできません。以下例。※「ipconfig /all」実行時画面より。
dns-001.png これは、PCに導入されているソフトに起因しているケースが殆どです
DNSの設定を変更することによってWEBアクセス等が可能になります。

DNSとは?

DNSとは、Domain Name Systemの略称です。
コンピュータの識別番号である「IPアドレス」を「www.○○○.co.jp」のような分かりやすい文字列に置き換えてくれます。

dns_20201_001.png

パブリックDNSとは?

パブリックDNSは、原則、誰でもどこからでも利用できるDNSサーバのことです。

インターネット接続ができない!!!
PCやブラウザの設定をプロバイダーや大学など特定のDNSサーバーから
"パブリックDNS"という無料で安全に使える公共DNSサーバーに変更してみることで、
快適な通信速度を実現することができる場合があります。

信頼性の高い代表的なサービス例:
(覚えやすいIPアドレスが割り当てられていることが多い)

  • Google社の運営する「8.8.8.8」
  • Cloudflare社とAPNICが運営する「1.1.1.1」
  • IBM社などが共同運営するQuad9による「9.9.9.9」
などがあります。

設定変更の手順

実際にパブリックDNSを設定をしてみましょう。
 ※以下の例は Windows10の場合 Google社のパブリックDNS設定する場合

  1. 左下のWindowsマーク「スタート」-「設定」をクリックします。 dns_20201_002.png
  2. 「ネットワークとインターネット」をクリックします。 dns_20201_003.png
  3. 「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。 dns_20201_004.png
  4. インターネット接続のアイコンを右クリックして、「プロパティ」をクリックします。 dns_20201_005.png
  5. 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」-「プロパティ」をクリックします。 dns_20201_006.png
  6. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」-「優先DNSサーバーに[8.8.8.8]」を入力し、「OK」をクリックします。 dns_20201_007.png
以上で設定は終了です。
問題なくインターネット接続ができるか確認してください。