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社会で活躍するTKU卒業生

仕事も葵金融会も人と人とのつながりが財産です

[勤務先]みずほ証券株式会社
守谷 夏子さん
経済学部 経済学科 2004年卒業

私の仕事は、個人や経営者の方々が抱えているお金に関するさまざまな悩みごとをお聞きして、その人それぞれに合った解決策を提案していくというものです。お金にまつわる相談事であるため、初めてお会いしたお客さまには、いきなり商品提案をするのではなく、何気ない会話のなかでいま抱えている悩みを引き出して、一人ひとりに寄り添った提案をすることで信頼関係を構築していくことが重要です。お客さまと十分な信頼関係が構築できて、「守谷さんだからお願いするよ」と言ってもらえた時はとてもうれしいですし、仕事のやりがいを感じます。 こうしたコミュニケーション能力は、大学時代に培われたものだと思います。私が所属していた高井良健一先生の教育学のゼミは、各学生が自身の小中高時代の恩師を訪ねて、その人のライフヒストリーについてインタビューをするというものでした。恩師の生い立ちから教員になったきっかけ、今の仕事上の悩み等をお聞きしてまとめることで、今の教育現場における課題や人を育てることの難しさ等についてゼミでの考察を深めました。こうした経験が、今の仕事において、お客さまと親身に向き合う姿勢を身につけた源流になっていると思います。 卒業後は葵金融会の一員として、金融業界への就職を志望する学生を対象に、金融業界の仕事内容や魅力等の紹介、面接練習の実施、エントリーシートへの助言、懇親会等さまざまなイベントに携わっています。葵金融会のイベントで以前知り合った学生が、実際に金融業界に就職して、卒業生として葵金融会の場で改めて情報交換をする、ということもありました。 葵金融会は学生と卒業生がつながる場でありますが、それがさらに大きなつながりを育んでくれます。金融業界を志望されている皆さんは、ぜひこのつながりにご参加ください。