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理事長メッセージ

学校法人東京経済大学 理事長 菅原寛貴

東京経済大学は明治・大正・昭和の激動の時代に一代で大倉財閥を築き上げた大倉喜八郎により、1900年(明治33年)赤坂葵町(現在のホテルオークラ東京所在地)に大倉商業学校として設立され、一昨年2020年10月23日に創立120周年の輝かしい歴史を刻みました。
大倉翁が開校より学生に語り続けた一貫した考えは、商業・経済・金融に精通した人材の育成と語学などの実学教育の重要性です。
すなわち、①国際性の涵養、②挑戦し続ける姿勢(進一層)、そして③責任と信用の大切さです。この考えこそ本学校風の核心であります。
今日、本学は4学部7学科1プログラムと4大学院研究科を擁する社会科学系総合大学としてその地歩を確立しています。
建学の理念である「進一層」の気概を持ち、「責任と信用」を重んじ、実践的な知識を身につけてグローバル社会で活躍する人材の育成を図ります。さらに、常に時代の要請に応えられる様に積極的な改革に努め、地域と社会に開かれた大学を目指します。

「進一層(しんいっそう)」の精神

「進一層」とは大倉喜八郎の言葉で、「つねに、前へ。困難に出会ってもひるまずに、なお一層前に進む、チャレンジする姿勢」を意味しています。

120周年記念事業の今後の取組

1.国分寺キャンパス第2期整備事業について

新型コロナウイルス感染症の影響でスケジュールが1年先送りとなりました。 現在、基本計画(構想)について各作業部会での検討結果を取りまとめの後、2022年度は基本設計及び発注業務のプロセスに至るものと考えます。

国分寺キャンパス第2期整備事業のマスタープラン

  • 学生食堂にラウンジ機能を拡充した厚生施設「新葵陵会館」建替え
  • 学生サークルの活動拠点となる「新学生会館」建替え
  • 研究活動の拠点である「新第一研究棟」建替え
  • 大教室「4号館」改修

なお、新次郎池周辺整備は2020年10月に完工しています。

2.記念出版について

「東京経済大学120年史」の編纂
資料編第2巻は2022年3月に発刊しました。
引き続き、通史編および簡易版(写真・ビジュアル版)の発刊に向けて作成を進めてまいります。

大倉喜八郎の盟友と関連の推せん図書

2021・22年度入学式の挨拶で、大倉喜八郎に関係する図書を一冊でも読んで欲しい旨お願いしました。参考までに、いくつかの図書を紹介します。
大倉喜八郎は12歳になると丹羽伯弘の私塾、積善堂で陽明学を学びます。
王陽明の「知行(ちこう)合一(ごういつ)」という言葉が大倉喜八郎の生涯に影響を与えます。
18歳で江戸に出て鰹節店に住込みで勤めます。この時期に生涯の友である富山出身の安田善次郎に出会います。
渋沢栄一とは1877年(明治10年)西南戦争での軍御用達の陣頭指揮で九州に行った時に出会った旨、城山三郎著「雄気堂々」に記述があります。
(株)新潟テレビ21「大倉喜八郎の生涯」の年譜にも同様の記載がありました。
渋沢栄一とは経済活動での交流のみならず、社会公共事業(済生会病院設立、東京養育院への出資・支援等)や教育事業への相互協力等二人はお互い亡くなるまで盟友関係を保ちます。
三者に関連する図書(小説)として何冊か紹介します。近代経済史をひもとく糸口として、それぞれの人物像をたどってみてください。

安田善次郎「銀行王 安田善次郎」 北 康利著

     「成り上がり金融王 安田善次郎」 江上 剛著

渋沢栄一 「雄気堂々」 城山 三郎著

大倉喜八郎「怪物商人」 江上 剛著

     「大倉喜八郎の豪快なる生涯」 砂川 幸雄著

     「大倉喜八郎かく語りき」責任と信用の大切さを 東京経済大学史料委員会編

さらに、明治・大正・昭和の財政・金融に興味ある方に紹介します。日銀本店建設に際して、大倉喜八郎や安田善次郎が登場します。

江戸末期に13歳で渡米した~高橋是清 「天佑なり」 幸田真音著

2022年4月1日
学校法人東京経済大学 理事長 菅原寛貴

菅原 寛貴(すがわら・ひろたか)理事長 略歴

1944年 3月生まれ。

1967年 3月 東京経済大学経済学部 卒業

1967年 4月 日動火災海上保険株式会社 入社

2003年 6月 同 常務執行役員 近畿営業本部長

2004年10月 東京海上日動ローンサービス株式会社代表取締役社長(~2007年6月)

2008年 6月 学校法人東京経済大学 監事(~2017年5月)

2017年 6月 同 理事・評議員(~2020年5月)