8月25日・26日の2日間で全日本大学総合卓球選手権予選・関東ブロックが実施されました。この大会は10月21日〜24日に大阪府堺市にて開催される全日本大学総合卓球選手権大会出場への大切なステップです。一方で、1部リーグのレギュラーメンバーや、世界大会で活躍している選手などを打ち倒さないと通過できない非常に狭き門でもあります。
そんなハイレベルな予選会ですが、今年は東経大からダブルスが2組予選を通過。
女子は春季リーグ戦や先月の全日本大学総合卓球選手権大会・団体の部でも起用され、東経大の要とも言える、中村藍子・泉月ペア(4年・1年)が代表に。中村泉月は春の新人戦でベスト4に入賞し、シングルスは推薦を獲得しているため、これで単複出場となりました。
そして男子は本山惺也・鈴木恵大ペア(2年・1年)が代表入り。決定戦前で専修大学で1位のペアを3−1で制し、代表決定戦で明治大学で3位のペアをフルゲームの末、9点で勝利。漫画の主人公さながらの活躍は、筆者が理想とする「感動を与える選手像」そのもので尊敬と憧れの念を抱きました。
残念ながらシングルスの通過者は居りませんでしたが、この結果から、シングルスは推薦の武川司紗(4年・昨年度会長杯優勝)と中村泉月(1年)が、ダブルスは推薦の原田尚輝/香坂海斗ペア(2年・2年・昨年度会長杯優勝)と中村藍子・泉月ペア、本山惺也・鈴木恵大ペアが全日本大学総合卓球選手権大会本選へと駒を進めました。この間に秋季関東学生リーグが開催されるため、当人たちは調整が大変ですが1勝でも1点でも多く取れるように努力しております。取り分け、4年生にとっては最後の全日本大学なので彼らの思いも一入。筆者としましては、応援してくださる皆様にはリーグ戦も全日本大学もどちらも同じくらいに注目して頂き、そして同じくらいに熱くご声援いただければと感じております。
7月3日~6日にかけて、全日本大学選手権大会・団体の部(通称“インカレ”)が四日市市総合体育館で開催されました。当大会では関東学連所属の大学は2部4位までが推薦で、それ以外は予選を経て選抜された大学が出場できます。我々卓球部は女子が春リーグで2部4位で推薦・男子が予選を通過しての出場となりました。
男子は予選リーグで早稲田大学・東北福祉大学と対戦。前年度秋季関東学生リーグ1部優勝校且つ今大会優勝候補と今年度春期東北学生リーグ1部優勝校という、圧倒的に実力差のあるリーグに入れられました。それでも奮戦。早稲田大学戦では2番で、池田幸将(3年)が磯村拓夢を3-1で下しました。
対する女子。予選リーグは神戸松蔭女子学院大学・岡山大学と対戦し、予選2位で通過。今年度春季中国学生リーグ1位に打ち勝ち、決勝リーグに駒を進めました。決勝リーグでは金城大学(石川県)と対戦。田中梨々花(4年)と中村藍子・泉月(4年・1年)ダブルスが勝利するも、2-3で敗退となりました。