定員 | 1学年20名 |
---|---|
選考時期 | 1年次の12月 |
選考方法 | 1年次の成績、エントリーシート |
受講者数 | 60名(2023年度実績) |
PRプロフェッショナルは、企業の経営戦略、コンプライアンスや危機管理、ブランドマネジメントなど、トップマネジメントが意思決定を行ううえで必要な情報の発信と収集、調査などを行う仕事です。企業の社会的責任(CSR)が強く求められる現代社会において重要性を増すコミュニケーションと情報のスペシャリストを、独自のカリキュラムで育成します。
コミュニケーションと情報のスペシャリストの証といえるのが「PRプランナー補」と「社会調査士」の2つの資格です。プログラムでは、この2つの資格取得が可能なカリキュラムが編成され、資格取得にかかる費用を大学が負担します。
プログラムは定員1学年20名の少人数クラスで実施します。PRに関連した理論、実務、倫理観などを学び、ワークショップで社会での実践力を磨くほか、情報の収集・活用・発信能力を養います。PR専門会社等で夏季に2週間の実務実習を行い、広報・PR業務の最前線で理解を深める「広報・PR実務演習」、長年クリエイティブな現場で広告作品を手掛けてきた実務家教員によるワークショップ「コンセプトと表現」は、本プログラム生対象の特別授業です。
広報・PR 実務演習 2022年度実習先一覧
|
公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会が主催する、広報・PR活動に従事するために必要な基礎知識を身につけていることを認定する資格です。「PRプランナー補」は、広報・PRに関する基礎知識を問う1次試験に合格すれば、申請により取得できます。PRプロフェッショナルプログラムでは、1次試験で求められる実務知識を学べる科目を開講します。
<プログラム科目>
一般社団法人社会調査協会が主催する資格です。社会調査の知識や技術を用いて、世論、市場動向、社会事象などを捉えることができる能力を身につけた「調査の専門家」に与えられます。PRプロフェッショナルプログラムでは、社会調査協会が定めた標準カリキュラムに対応した科目を開講しています。社会調査士資格はそれらの単位を取得し、協会に申請することにより認定されます。
<プログラム科目>
言葉で伝えることが好きで、広報の仕事に興味があったので、社会調査士とPRプランナー補の資格がとれるこのプログラムを受講しました。ワークショップでは、量的調査、質的調査、分析方法等を学びます。そのなかで私は、「異世界令嬢物語」がなぜ求められるかというテーマを選び、調査をしています。広報・PR実務演習では、『広報会議』という雑誌の編集部で資料を集めたり文章に小見出しをつけたり、校正等を経験したことで、編集という仕事にも興味が出てきました。基礎的な知識を身につけるだけでなく、実際に広報・PRの現場仕事を体験できることも、このプログラムの魅力だと思います。