※事前申し込みは終了しました。参加ご希望の方は直接会場までお越しください。
大学教育の現場において、学業支援やメンターシップといったピアサポートが着目されています。ピアサポートとは学生同士の相互支援を指しますが、実際の導入の経緯や目的、運営のあり方などは大学によって様々かと思います。東京経済大学でも多様なピアサポート活動が展開されています。そのうち、2017年度に開設したキャリアデザインプログラムでは2年目から、1期生の「自分たちが困ったので、後輩たちのために」という思いからピアサポート活動が始まりました。
キャリアデザインプログラムのピアサポート活動では、コロナ禍を経てその活動の幅を広げ、またサポート内容を深めていく中で、サポートを受ける側に効果があることはもちろんのこと、それ以上に、活動を通してサポーター自身が格段に成長するという事実を目の当たりすることになりました。教えるときが一番成長する、という言葉がありますが、ピアサポートにおいても、その本質は変わらないと思われます。
そこで、本フォーラムでは、「ピアサポーター自身の成長」に焦点を当てて、ピアサポート活動のあり方について検討してみたいと思います。サポーター側の視点でみると、ピアサポート活動にはどんな成長の基点やプロセスが存在するのか。当日は、キャリアデザインプログラムのピアサポート活動の内容紹介に加えて、サポーターである学生たちから、自分たちの成長についての分析をご紹介します。また、京都産業大学共通教育推進機構 松尾智晶准教授にご登壇いただき、学内で横断的にピアサポート活動を展開されている知見および事例をご提供いただきます。さらに、本学学生を含めたパネルディスカッションにて、ピアサポート活動を通じた学生の成長について探求したいと思います。
大学におけるピアサポート活動にご関心のある教職員や学生のみなさまはもちろん、高校の教職員や生徒のみなさまにも、大学での学生の多面的な成長場面を感じていただける内容かと思います。また、企業にてOJTなどに関わる人事・人材育成担当者のみなさまにもご参加いただき、広く若年層の成長について意見を交換できればと考えております。ご興味のある方のご来場を心よりお待ちしております。
日 時 | 2024年10月30日(水) 16:30〜18:30(受付開始16:00) |
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会 場 | 東京経済大学 国分寺キャンパス 大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール) |
参加費 | 無料 |
会場定員 | 100名 |