2018年4月24日(火)、神奈川県横浜市で開催された講演会『南海トラフ地震の発生予測と防災・減災対策について』に、災害情報学を専門とする吉井博明本学名誉教授が講師として招かれたことが、2018年4月25日(水)付け神奈川新聞に写真入りで掲載されました。
講演では、「南海トラフ地震が30年以内に起こる確率を80%(1月1日時点)」と政府・地震調査委員会が算定したことに対して、吉井名誉教授は根拠とされる過去の発生履歴の解明が不十分であることを指摘し「可能性の低い最大級に備えようとするのは、過大な防災目標。対策を諦めるなど逆効果を招く」として、地に足の着いた備えを着実に進めるよう促したことが紹介されています。