読書家の著名人4名が順番に担当して自ら読んだ本を紹介する毎日新聞夕刊のリレー連載「読書日記」。西垣通コミュニケーション学部教授が筆者のひとりとして加わっていますが、2018年5月8日(火)付けの同欄では西垣教授の写真とともに最近読んだ本2冊が紹介されています。
記事では「新実在論」の若い哲学者たちによる著作を取り上げ、とかく思考の違いが大きいと見られる「文系」、「理系」の溝をまたぐ議論を見ていくことで、西垣教授は「だから理系だけでなく、文系の学問もとても大切なのだ」と語り、「科学技術の経済効果ばかりを追うのでなく、こんな哲学論議に親しむのも悪くない」と結んでいます。