柴田徳衛東京経済大学名誉教授が2018年5月14日(月)、永眠されました(享年94)。葬儀等は近親者のみで行われました。
柴田名誉教授は、1980年4月に本学経済学部教授として着任。1984年7月から1987年6月まで国際交流委員長、1992年6月から広報会議座長を務められ、1994年3月に本学を退任されました。翌1995年3月には東京経済大学名誉教授の称号を授与されました。1977年に経済学博士(東京大学)を取得。
専門は財政学、地方財政論、都市政策論、公害論など。1971年から東京都企画調整局長、1974年から80年まで東京都公害研究所長を歴任。このほか、多摩学会会長、日本財政学会顧問、季刊『環境と公害』岩波書店の編集同人などをつとめ、その活躍は多岐にわたりました。主な著書として『東京-その経済と社会』岩波新書1959年、『都市と人間』東京大学出版会1985年、『東京の常識は世界の非常識』自治体研究社2003年、『明日への東京宣言』本の泉社2007年(編著)、『東京問題』かもがわ出版2007年(編著)などがあります。