米国の有名ギターメーカーであるギブソン社が破産申請したことを取り上げた2018年5月19日(土)付け河北新報(夕刊)の「NEWS しつもん箱」のコーナーで、「ギターの歴史にくわしい」識者として田中智晃経営学部准教授のコメントが紹介されました。
記事の中で田中准教授は、ギブソン社のギターが世界中で人気だったのかとの問いかけに対して、「エレキギターが一般の人も楽しめる楽器として完成したのは第2次世界大戦の後。アメリカのフェンダー社、ギブソン社がヒットモデルを完成させた。ビートルズなどの人気ロックバンドの登場で1960年代には世界的にギターブームが起きた」と紹介。また、ギターを弾く若者は減ったのではとの問いには「女子高校生のバンド活動を描いたアニメ作品が人気になりました。あの作品のように、楽器を始めてバンドをやれば、仲間と音楽を通して付き合っていける。それはすばらしいことです」とコメントしています。