「ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)」を利用した働き方改革を取り上げた2018年6月4日(月)付け朝日新聞(朝刊)で、西垣通コミュニケーション学部教授のコメントが紹介されました。
記事では、パソコンで入力や出力、転記といった繰り返し行う定型の仕事をソフトウェアを使って自動化する動き(RPT)について取り上げ、大手住宅メーカーが、チラシなどの広告物の制作に半日かけていたものを、PRTを導入することによって、20~30分に短縮された事例を紹介しています。こうした自動化が広がれば、効率化にとどまらず、人間が働く場を奪われることにならないのだろうか、という問いに対して、西垣教授は「定型の仕事はRTAで自動化されても、人間の仕事がなくなるわけではない。仕事の質や中身は変わるが、人間の判断力や直感力が欠かせない仕事は多い」とコメントしています。