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2018年度9月期卒業式挙行、68名が新たな道へ進む

東京経済大学は、9月期卒業式を2018年9月14日(金)、大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)で執り行い、学部と大学院あわせて68名が卒業を迎えました。

岡本英男学長は祝辞の中で、本学の前身である大倉商業学校の創立者である大倉喜八郎の出身地・新潟県新発田市に訪れた時のことを織り交ぜて「商店街のシャッターが軒並み下りていることに衝撃を受けた。地方だけではなく、私の住む多摩ニュータウンも駅前は栄えているが、奥へ行くと団地や商店街は閑散としている。これは経済や社会がうまくいっていないということではないか」と問題提起し、他にも数多くの人類共通の課題があると話しました。さらに「これらの課題を解決するには若者の柔軟な発想が必要である」と、卒業生達に社会問題を解決すべく挑戦することを所望しました。

後藤鍈四郎理事長は、これから就職する学生に対し「同じ志を持って頑張りながら、色々観察し、提案し、新しい仕事を生み出してほしい」と期待を寄せました。また本学の理念であり、大倉喜八郎が唱えた「進一層」「責任と信用」という言葉の大切さを改めて伝え、卒業生の門出を祝いました。

答辞では卒業生代表の陳治文さん(現代法学研究科修士2年)が、中国から来日し本学で過ごした2年間を振り返り、「勉強の事や生活面で不安があったが教職員の方々が払拭してくれた。大変な2年間だったが、色々な出会いがあった」と感謝を述べ「日本と中国の架け橋になりたい」と今後の抱負を力強く語りました。

取材:学生記者 コミュニケーション学部2年 内御堂奈々