東京経済大学の青木亮経営学部長が2018年度日本交通学会賞(著書の部)を受賞しました。
この著書の部は2016年7月から2018年6月に刊行された著書・共著・編著が選考対象で、2017年7月に慶應義塾大学出版会から発行された太田和博・青木亮・後藤孝夫編『総合研究 日本のタクシー産業;現状と改革に向けての分析』が受賞対象となりました。
本書は、学界の内外でまとまった研究が少なかったタクシー産業を扱った研究書であり、編者3名を含めた経済学ベースの研究者を中心に、工学系、法学系を含めた11人の研究者による共同研究の成果です。
日本交通学会賞選考委員会からは、「タクシーに関する研究自体の希少性、ならびに展開されている論述の包括性、とりわけ政策過程、あるいは公共選択論的な観点をも導入していることが極めて大きく評価される」と講評を受けました。