2018年10月18日(木)~25日(木)の5日間(10/22を除く)、夏季休暇中に実施された海外ゼミ研修報告会が開かれました。
この成果報告会は、学生たちが海外ゼミ研修で何を経験し、何を学んだかを報告するために例年開催されており、今年度は9ゼミが6カ国/地域(中国、アメリカ、ベトナム、タイ、韓国、フィリピン)で海外ゼミ研修を行いました。
10月23日(火)は、タイ・バンコクでの研修を行った柴田高ゼミとベトナムで研修を行った関昭典ゼミによる報告が行われました。
柴田ゼミは「日本企業の海外での事業展開と異文化コミュニケーションを学ぶ」とテーマを掲げCanonタイ支社や、日本の海運大手3社による統合事業「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」の現地法人であるONEタイランドが運営する施設を視察したことを報告しました。また、パニャピワット大学と交流を行い、学内にあるセブン・イレブンを見学。日本のコンビニとの相違点を現地の学生と議論したことを踏まえ、企業の海外進出には現地のニーズや働き方について十分なリサーチが必要、とまとめました。
関ゼミは多文化理解力と英語力の向上を目的として、ベトナムに2週間滞在しました。ベトナム人学生と混合で5チームに分かれて「貧困と教育」について調査を行い、プレゼンコンテストに出場し、2チームが最優秀賞を獲得したことを報告しました。発表では現地で行った調査や毎日夜中までプレゼンの準備をした様子、ベトナム人学生との強い友情が芽生え、グローバルパートナーシップについて実感したことなどが語られました。
取材:学生記者 経済学部3年 佐野玲太