東京経済大学は、本学同窓会組織である葵友会福井支部より、2018年11月29日(木)2度目のフタバアオイの贈呈を受けました。
2017年5月にも1鉢の贈呈を受けていましたが、今回は50株ほどで、進一層館前の大倉喜八郎像の横の植え込みに植えられました。
本学の前身である大倉商業学校は、1900年(明治33年)、東京・赤坂葵町(現在の港区虎ノ門)に設立されました。
このことから赤坂葵町の「葵」は本学のシンボルとなり、校章に葵の葉がデザインされているほか、同窓会組織を「葵友会(きゆうかい)」、大学祭を「葵祭(あおいさい)」と名付けるなど、「葵」の文字が織り込まれています。
福井県鯖江市吉江地区でフタバアオイの栽培を続ける「吉江あおい会」は、京都の「葵祭(あおいまつり)」で使用されるフタバアオイが不足していることを知り、京都の上賀茂神社に数千本に及ぶフタバアオイを奉納するといった活動に取り組んでいます。
今回の贈呈のために、吉江あおい会会長の小松原俊和氏と、鯖江市教育委員会の浮山英穂氏、本学葵友会福井支部長の神﨑洋治氏(S43年卒)が福井県より、鯖江市出身で本学評議員の岡村敏彦氏(S42年卒)が千葉県から来校されました。
「葵」つながりによるフタバアオイの贈呈は、葵友会福井支部のご尽力により、「吉江あおい会」の協力を得て実現しています。
2020年に創立120周年を迎える本学では、国分寺キャンパス内に所在する「東京の名湧水57選」に選定されている新次郎池周辺の整備を記念事業のひとつとしています。
今回移植したフタバアオイが順調に増えた暁には新次郎池周辺へ移植する構想もあり、やがては新次郎池を彩る植栽となることを期待します。
吉江あおい会 小松原会長から、後藤理事長へ贈呈
フタバアオイ植付の様子
東京経済大学の校章