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ソニー生命保険株式会社による「ライフプランニング授業」をコミュニケーション学部キャリアデザイン入門で実施

2018年12月3日(月)、東京経済大学5号館E102教室にて、コミュニケーション学部の1年生全員が履修する「キャリアデザイン入門」の授業で、ソニー生命保険株式会社による『ライフプランニング授業〜30の自分を考えよう〜』を実施しました。

ソニー生命のライフプランニング授業は、経済産業省第4回キャリア教育アワード最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。ライフプランニング授業の特徴は、家計の収入と支出についてシミュレーションしながら、お金という観点からキャリアを具体的に考えられることです。

今回は、食品メーカーで営業職として働く東経たかしさん(30歳)、現在は専業主婦の東経よしみさん(30歳)と、そら君(1歳)、ゆうなちゃん(0歳)という4人家族を例に、今後の家計をプランニングしました。教育費、住居費、家族旅行のなどライフプランのいくつかの項目は、学生の多数決で内容を決めてシミュレーションしました。

最後に、講師のソニー生命の濱﨑祐一氏から、人生を計画することの重要性と同時に、夢を持つことの大切さについてお話しいただきました。

学生の感想では、「当たり前だと思える普通の暮らしにどれほどのお金がかかっているのかを知って、大変驚きました。共働きをしたり、貯金をしたり、大きなお金のかかるタイミングを分けることによって、十分に『自分の夢』をかなえることができることがわかりました」「親に感謝しなければならないと感じました。子どもを育てるのに、こんなにもお金が必要だとは知らなかったため驚きました」「ライフプランと言われても想像つかなかったのですが、これからの自分の人生をどうデザインするのか、1度じっくり考えなければいけないと実感しました」という声がありました。

授業を担当する小山健太准教授は「『お金のために働く』ということでは息が詰まります。でも、お金のことを考えずにキャリアをつくれないことも事実です。お金という観点から現実的に人生を考えることで、有限な資源をもとに自分らしいキャリアをデザインできるようになります。また、学生は今回のシミュレーションを通じて、いま大学で勉強できているのは親御さんの多大な努力があってのことだと、自分の置かれている状況についても理解を深めていました。今回の授業は、お金とキャリアとの関連性を学ぶだけでなく、自立心を向上させ、主体的に自分のキャリアをデザインする必要性に気づく貴重な機会になったと感じています」と今回の授業を振り返りました。