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2018年度現代法学部ゼミ報告会開催

2018年12月5日(水)、1号館A305、A306の2教室で現代法学部のゼミ報告会が開催されました。「長時間労働と過労自殺」「持続可能な社会」「アイドルの労働者性」「ジュゴンをはじめとした絶滅危惧種について」など、合計15のゼミが様々なテーマを取り上げ、報告しました。

橋爪幸代ゼミからは2グループが参加し、ひとつのグループでは「子育て支援プロジェクト」と題し、待機児童数に対する保育士の割合や現代の保育に関する土地不足、保育士不足といった課題を挙げていました。解決するためには避難所を兼ねた保育園が付属されたマンションの構築、保育士手当充実に向けた政策が必要だと指摘し、保育園に入りやすい社会をつくりたい、と期待を寄せていました。

羽貝正美ゼミでは小規模自治体の持続と発展についてゼミ合宿で訪れた長野県の木曽町を題材に、地方自治体が直面している財政の硬直化、少子高齢化、空き家増加といった問題に対して、地域活性化に必要なことを指摘しました。そのひとつに、人口減少に対する対策として出会いの場所を提供するなど、環境整備だけではなく、後押しすることも必要だと言及しました。

教員による講評では「ゼミでは自分にはなかった視点に気づき、社会に出る上で必要なことを学んでほしい」と学生たちにエールを送りました。

取材:学生記者 コミュニケーション学部2年 伊藤わかな