1月28日(月)付けの読売新聞地域版で東京経済大学コミュニケーション学部の芳賀啓客員教授が小金井市に広がっている「はけの道」についてコメントし、顔写真付きで掲載されました。
「はけの道」は、小金井市内で東西に続く約2キロの一本道のことで、武蔵野台地が古い多摩川によって削られてできた「国分寺崖線」と野川に沿って、崖の斜面に緑地や雑木林が広がっています。道の途中には坂や階段のほか、湧き水スポットなどもあることから、趣のある風景として知られています。
地図学が専門で「崖博士」として知られる芳賀教授は記事の中で「はけは、水を通しにくい地層の上にある雨水をためた地層が崖に現れ、そこから出た湧き水が崖を侵食してできたもの。全国に同様の地形は見られるが、武蔵野地域では、特にこうした傾斜地の窪地がはけと呼ばれている。水を『吐く』地であることからはけと呼ばれるようになった」とコメントしています。
読売新聞地方版(1/28付け).pdf