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学生実行委員が初の「教職課程在校生・卒業生交流会」を開催

東京経済大学の教職課程初企画「教職課程在校生・卒業生交流会」を2019年1月26日(土)に開催しました。この企画は、教師への道が厳しい状況下で、教職課程を履修した先輩がどのような経緯で教師の職に就いたのか、また他の職業で教職課程の学びがどのように活かされているのかを知り、自分たちの今後に活かしたいという思いから教職ラウンジを利用する学生たちが声をあげ企画実施しました。

有志が実行委員会を組織し、案内チラシの作成、会の準備、会場設営、進行まですべてを学生が担当しました。実行委員会が一番苦労した点は、卒業した先輩方への参加の呼びかけでした。教職ラウンジが開設されて2年、学生たちは自主的に模擬授業や板書練習、試験対策、時には防災イベントなどを開催するなど、教員を目指す学生同士のコミュニケーションの場として活用されてきました。しかし、卒業生の多くは教職ラウンジという存在自体を知らず、教職を目指す学生との縦の繋がりもなく連絡手段がない中、高井良先生を始めとする教職の先生方の尽力を得て開催に漕ぎつけました。

当日は、新年の貴重な土曜日にも拘わらず6名の先輩にご参加いただきました。卒業後も諦めずに頑張って教師になる夢を叶えた現役教師の方、教師の道に進まずとも教職課程で学んだことを今の生活や職業に活かしている方など、先輩と在学生との交流は絶えることなく進みました。今回唯一2年生で参加した学生は「自分は進路で迷っていたが、今日の先輩方のお話しを伺って二者択一でなくてもいいということが分かった」という感想を述べていました。参加者全員の自己紹介後には、教職ラウンジの活動の様子を納めたプロモーションビデオを上映し、参加者らは大絶賛の声をあげていました。プロモーションビデオは、この春教師になることが決まっている藤井海さん(コミュニケーション4年)が制作しました。教育実習生の声の掲示や模擬授業ファイルの展示など移動教職ラウンジ風に仕立てた会場に集った総勢20名は、この交流会を継続して実施してくれることを願い閉会となりました。

東京経済大学「教職課程在校生・卒業生交流会実行委員」:経営学部4年 英木奈々