2019年5月8日(水)図書館2階グループ学習室2にて、岡本英男学長による第1回学長ゼミが行われました。テキストにマイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』を用いて政治哲学をテーマに、今後の進行、章ごとの分担を決定した後、第1章の発表が行われました。便乗値上げ、移民、金融など具体的な話題について学生たちは活発に発言し、政治哲学をテーマに白熱した内容の濃い議論が展開されました。
学長は今回の取り組みについて、「興味がある学生たちが集まり議論を積み重ねる場にしたいと考えています。このゼミを始めようと思ったきっかけは、まず学長として学生と触れ合う時間を設けたいと思ったこと、そして正課外で自主的に学ぶ意欲を持つ学生を尊重し、若い人との議論が大切だと思ったからです。ぜひ興味がある学生に参加してもらいたいと思います」と語っています。
参加した学生の出田一城さん(経済3年)は、「今回声をかけていただき、学長ゼミに参加できてたいへん嬉しいです。身近な話題でこんなにも議論が白熱することに驚きました。大人にまかせるのではなく、若い年代だからこそ考えなくてはならないテーマだと思いました」と感想を述べました。
今後も継続してこの学長ゼミは実施される予定です。