東京経済大学創立120周年記念事業のひとつ「環境と地域にかかわる産官学民連携による共同研究」特別授業・シンポジウム・記念出版で、「21世紀の多摩学」が構想され、第6回研究会が2019年8月7日(水)、国分寺市立cocobunjiプラザで開催されます。
「21世紀の多摩学」は、多摩の地域を環境、まちづくり、地域経済等さまざまな観点から解剖します。
1990年代初め、東京経済大学教員が主導してさまざまな角度から東京における多摩地域を解読し、「多摩学」を内外に打ち出しました(東京経済大学多摩学研究会『多摩学のすすめ』(1)~(3)、けやき出版)。
今回の共同研究は、これらの到達点をふまえ、「環境の世紀」におけるサステナビリティの観点から、主として多摩地域の過去・現在を解剖し、未来を構想する実践的な研究をめざします。
多摩地域はまさに公共交通の敷設・延伸によって都市拡大が牽引されてきた。いま人口減少、高齢化の中で、都市骨格でもある交通は大きな岐路に立たされている。
開催日時 | 2019年8月7日(水) 18:00~20:00 |
場 所 | 国分寺市立cocobunjiプラザ セミナールーム(国分寺駅北口cocobunji WEST 5階) |
講 師 | 鈴木 文彦 氏[交通ジャーナリスト] 青木 亮 氏 [東京経済大学 経営学部教授] |
参加費 | 無料 |
申 込 | 定員30名(申込不要、当日先着) |
主催・連絡先 | 東京経済大学 地域連携センター(Email:crc@s.tku.ac.jp) |
鈴木 文彦(すずき ふみひこ)氏
東北大学卒、東京学芸大学大学院で地理学を専攻。以後フリーの交通ジャーナリストとしてバス、地方鉄道に関する執筆を行う傍ら、地域交通政策のアドバイザーや講演活動も行う。主な著書に『日本のバス』『東日本大震災と公共交通』『西武バス60 年のあゆみ』など。
青木 亮(あおき まこと)氏
東京経済大学経営学部長。
都市交通政策を研究し、大学の授業では「交通論」他を担当。国分寺市などで公共交通関係の審議会委員も務める。主な著書に『都市交通の世界史(共著)』、『総合研究 日本のタクシー産業(共編著)』など。