通算8回目となる図書館イベント「ビブリオバトル」が、2019年7月3日(水)に東京経済大学図書館1階ブラウジングスペースで開催されました。ビブリオバトルとは、発表者が選んだ"お薦めの1冊の魅力を5分間でプレゼン"し、最後に参加者全員で、"どの本を1番読みたくなったかを多数決で決める"新しい形の読書会です。
今回は発表者を1年生に限定。教員推薦と一般公募から合計12名がエントリーしました。紹介された本のジャンルは多岐に渡り、どの発表もとても魅力的で、参加者は1番読みたくなった本を選ぶのにとても苦慮しました。
投票の結果、チャンプ本は、烏田 鈴渚さん(コミュニケーション1年)が紹介した、寺山修司作「書を捨てよ、町へ出よう」となりました。烏田さんは「この本を10代のうちに読んで欲しい。世間の常識を疑い、この世界は何が正しいかを自分に問いかけて欲しい。」と強く訴えました。また、作品の中の詩の一節を朗読し、参加者の心を掴みました。