東京経済⼤学は、2020年に創⽴120周年を迎えるにあたって、国分寺キャンパスの整備計画を検討しています。
その整備には、⼤きく分けて「建物の整備」と「新次郎池周辺整備」(南側緑地整備)の2つがあり、このうち新次郎池周辺整備は、2020年9⽉の⼯事完了を目指して、建物の整備に先⾏して検討を進めています。
新次郎池周辺整備のスケジュールとして、2019年12⽉に具体的な整備計画を決定し、2020年2⽉から⼯事に着⼯する予定ですが、整備計画の策定過程においては、教職員、学⽣および近隣の⽅々に広く情報を伝えるとともに、ご意⾒を聴いていきたいと考えています。
その⼀環として、7月上旬には新次郎池周辺整備に関するかわら版「東経の森だより」を発⾏しました。
また、学⽣および近隣の⽅々に現時点での構想案をお伝えするとともにご意⾒を伺うため、2019年7⽉23⽇(⽕)にE203教室で「みなさんの意⾒を聴く会」を開催しました。
当日は本学学⽣や近隣住⺠など約20名が参加し、尾崎 寛直経済学部准教授(国分寺キャンパス第2期整備計画検討委員 兼 緑と⽔作業部会委員)より新次郎池周辺整備構想案の説明が⾏われました。
また、湧⽔減少への対応策、⽣物多様性や野⿃⽣息を意識した森づくり、緑と調和した親⽔性のある⽔辺空間づくりなどが紹介されました。
質疑応答の中では、湧水の確保、崖線の保全、生態系への影響、散策路や植栽のあり⽅などについて多くの意見や質問が寄せられ、大変有意義な意⾒交換の場となりました。
いわゆる「武蔵野の森」の風景を保全しつつ、学⽣・教職員・近隣住民にとっての憩いの場となるよう、新次郎池周辺整備を進めてまいります。