東京経済大学は、2019年7月4日(木)~22日(月)の3週間にかけて、「Japan Study Program」を実施し、5日に歓迎会、19日に成果発表会を開催しました。
このプログラムは協定校の外国人留学生に日本語研修と日本文化の体験をしてもらうことを目的としています。2006年度から毎年開催され、今回で17回目の実施となりました。留学生たちは約3週間にわたり、小学校訪問や日本の一般家庭への訪問、横浜見学や着物体験などを行いました。今回はタイのラームカムヘン大学と韓国の平澤大学、極東大学から合わせて5名の留学生を受け入れました。
歓迎会では小林克己学務部長が「皆さんのことを歓迎しています。3週間はあっという間に過ぎてしまうと思いますが、一番大事なことは人との出会いだと思います。今こうやってみなさんが出会ったことは大事なことですし、東経大で他の学生と出会うのも大事なことだと思います。この3週間で、できるだけ多くの人と出会ってください」と挨拶し、留学生たちを歓迎しました。
成果発表会では、留学生らが自国の文化に関するスピーチを行いました。スピーチは日本語で行われ、各自5分程の持ち時間の中、ほとんどの生徒が原稿を暗記して発表に臨みました。また、日本滞在中に撮った写真からお気に入りの一枚を選び、その写真について説明しました。説明の後には参加者からの質疑応答の時間が設けられ、留学生たちは講義で習った「日本語で質問に答える」「日本語で相槌を打つ」というやりとりを実践しました。
留学生のひとり、パク・ギュミさんはスピーチを振り返り「満足のいく説明が出来た。今後は話すこと以外にも、漢字などの難しい語句が読めるように挑戦したい」と日本語の習得に励むことへの意気込みを話しました。
成果発表会は盛況のうちに終了し、留学生たちは3週間の日本での生活を満喫した様子で帰国しました。
取材:学生記者 経営学部4年 中村明日
コミュニケーション学部1年 松村彩香
歓迎会の様子
成果発表会の様子
留学生同士の交流も深まりました