東京を東西に貫くJR中央線快速(一部各駅停車)の各車両窓上に掲出している東京経済大学の広告シリーズ「ゼミする東経大」が2019年11月に更新されました。
第56回となる今回は、行政救済法、環境問題と法などの授業科目を担当する山本紗知准教授が「新しい生活領域は新しい行政法が支えます。」のコピーで登場しています。
JR広告と連動した本学ウェブサイトでは山本准教授へのインタビューを掲載しています。
そこでは、「複雑化・高度化する現代社会において、その安全・安心を守る行政法の重要性はより一層高まっています。個人や企業の自由な活動を守るとともに、人々が安心して暮らせる社会を実現するためには、どのようなルールが必要なのか。法全体の統一性・整合性や法的安定性を確保しつつ、社会の潮流や移り変わるニーズを的確に反映し、その法規制が適切であるかを問い直し続ける――。行政法は、まさに社会の最前線に位置するダイナミックな学問といえるでしょう」と説明しています。
また、学生達へのメッセージとして「何が将来の道を開くきっかけになるか分かりません。そして、失敗も軌道修正も許されるのが大学時代です。やってみたい、知りたい、行ってみたいという好奇心に任せて、自分の好きなモノ・コトを存分に追究してみてください」と語っています。
ウェブサイトでは、山本ゼミで学ぶ学生の声も紹介しています。
「山本先生は、基本的なことから素朴な疑問にも丁寧に答えてくださるほか、一つの問題に対して複数の判例を示しながら『物事には色々な見方がある』と教えてくださいます」「山本ゼミには、イチ押しの本を皆に紹介する『ブックレビュー』という時間があります。最近は読書から遠ざかっていたのでいい機会になっています」などと学生たちは話しています。