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学術フォーラム『東アジア近代史視覚資料の再発見』を開催

2019年11月30日(土)、東京経済大学大倉喜八郎 進一層会館(フォーワードホール)で、学術フォーラムが開催されました。タイトルは「東アジア近代史視覚資料の再発見-東京経済大学図書館所蔵『桜井義之文庫』『四方博朝鮮文庫』を中心とする討究」となっており、5人の有識者によるプレゼンテーションとディスカッションが行われました。

本学の徐京植(ソ・キョンシク)図書館長は「本学の図書館には貴重な所蔵物があることを多くの人に知ってもらいたい。これらは戦時中にメディアとしての役割を果たしており、現在では重要な歴史資料として扱われている」と開催の趣旨を踏まえて挨拶しました。

桜井義之文庫の錦絵は2020年10月27日(火)~11月18日(水)に東京経済大学図書館1階で特別展示を実施する予定です。是非、本学でしか見ることのできない貴重な展示物をご覧ください。

当日の登壇者
橋谷弘(本学名誉教授・アジア経済史)
「近代日本・アジア関係視覚資料の所蔵・公開・研究の現状」

朴喜用(パク・ヒヨン、ソウル市立大学ソウル学研究所首席研究員・韓国建築史)
「非文字資料を通じた近代京城の都市景観記憶の発掘」

李成市(イ・ソンシ、早稲田大学文学学術院教授・東アジア古代史)
「錦絵に描かれた『三韓征伐』」

向後恵里子(明星大学人文学部准教授・近代日本メディア論)
「日清戦争錦絵にみる身体の表象―視覚メディアとしての錦絵を読む」

青木然(たばこと塩の博物館学芸員・近代日本民衆史)
「民衆の朝鮮認識を探る史料としての錦絵―壬午軍乱時の小林清親作品を中心に」

取材:学生記者 コミュニケーション学部2年 川手駿