2019年12月4日(水)、cocobunjiプラザ、リオンホール(東京都・国分寺市)で東京経済大学小木紀親ゼミナールの活動報告を踏まえたシンポジウムが開催されました。
小木ゼミは、町おこしの事業を行っている一般社団法人ニッポニア・ニッポンの「国分寺物語」の地域サポーターとして活動をしています。他にもTFT(Table For Two)という食堂で対象となる定食や食品を購入すると1食につき20円分が開発発展途上国される活動を大学生活協同組合と共同で実施しています。
今回のシンポジウムは一般社団法人ニッポニア・ニッポン代表理事高橋衛氏による「新しい町おこしに向けたNipponia Nipponnの取り組みについて」の講演のあと、小木ゼミに所属する学生による「国分寺物語」「Table For Two」の2つの活動報告が行われました。
活動終了後には、国分寺市民の方々と学生によるグループディスカッションの時間が設けられ、3つのテーブルごとに分かれ各テーマ(①これからの国分寺を考える②国分寺物語③TFTをどうするか)について話し合いました。
小木教授は「地域と大学が連携することはお互いにとっても活力を得る良い機会です。この活動によって国分寺市民でない学生も自身の故郷で還元できる知識と行動力が身に付けられていると感じます」と話しました。
小木ゼミ所属の萩原洸太(3年経営)さんは「ディスカッションを通して、地域の方々の国分寺に対する思いを知ることができました。ゼミで育んだ問題意識を学外にアウトプットする良い機会となりました」と話しました。
シンポジウムは、地域の方々と学生が交流する活気あふれる会となりました。東京経済大学は小木ゼミ以外にもボランティアサークルなど様々な形で地域と連携し、魅力のある国分寺市を創り上げています。
取材:学生記者 コミュニケーション学部2年 川手 駿