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2019年度現代法学部ゼミ研究報告会を開催

2019年12月4日(水)、東京経済大学6号館3階で2019年度現代法学部のゼミ研究報告会が開催されました。

「自然環境について」、「債権回収に関する一考察」、「死刑制度」「コーポレート・ガバナンスとESG投資」など全12のゼミが様々なテーマを取り上げました。久保健助ゼミは2グループが登壇しました。そのうちの1グループはLGBTに関わる人権状況について報告しました。発表者の渡邉翔太さん(現代法3年)は「1年次に受けた授業の影響からセクシャルマイノリティの人たちに対して誰もが自分らしく生きやすい世の中になるにはどうしたらいいのか知りたかった」とこのテーマに決めた経緯を説明し、LGBTや同性婚に関する判例をあげました。「憲法や法律面から判例の問題点を挙げてきたが、法律面を考える前に個人の認識を変えるべき」と述べました。

村本武志ゼミは自動運転車などに搭載されている人工知能AIについて報告しました。現時点の自動運転技術をTOYOTAのコマーシャルを例に説明しました。また自動運転ゆえに想定される事故例を挙げました。さらに、2045年頃に人工知能が人間の脳を上回るシンギュラリティという現象が起こると話しました。発表者の森久保景さん(現代法3年)は「人間の知能を超えることはより便利な生活ができる一方で人間の制御が及ばなくなる。スマートフォンなどの普及により世の中が便利になってきたが、そこには危険も潜んでいることを忘れてはならない」と指摘しました。

閉会の挨拶で藤原修現代法学部教授は、「全体的にレベルの高い報告会だった」と学生たちを称しました。

取材:学生記者 コミュニケーション学部3年 伊藤わかな