2019年12月8日付愛媛新聞朝刊「デスクノート」で取り上げられた地方紙・八幡浜新聞(愛媛県八幡浜市)の終刊に関して、東京経済大学山田晴通教授のコメントが掲載されました。
記事によると、93年前に創刊された八幡浜新聞は週5回、1枚裏表の紙面を2万2千号余り発刊したが、2019年12月末で終刊となるそうで、各地の地域誌を調査する山田教授は「八幡浜新聞は全国でも最小に近い規模。生き残るために、ほぼ家族だけのボランティアのような労働で看板を守ってきた」と分析。これだけ長く続いた理由については「発行者の努力はもちろん、新聞を育てる市民の文化的風土があったからではないか」とコメントしています。