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1年間の研究の集大成~2019年度経営学部ゼミ研究報告会開催

東京経済大学は、2019年12月14日()に経営学部のゼミ研究報告会を1号館の3階、4階の教室で開催しました。今年は19のゼミが参加し、68チームが報告を行いました。

開会に先立ち、青木亮経営学部長が挨拶を行い、「こんな大勢人がいる中で話すのはとても緊張すると思う。だが、とても良い経験になると思うのでぜひ頑張ってほしい」と語りました。

広告論を担当している岸志津江ゼミは「ビッグエコーの広告コミュニケーション」というテーマでゼミ生らが考えた広告戦略を報告しました。カラオケ店では顧客獲得のために”歌うだけではなく、自分なりの居場所として利用してもらう”ことをアピールすべきだと述べたうえで、「楽しみ方はあなたが決める。」というコンセプトをたて、TVInstagramを利用して女子会やライブ後の余韻を味えるという点を推した提案を行いました。

経営管理論を担当している原口恭彦ゼミは「外国人介護職定着に向けた課題と解決策」というテーマで報告を行いました。現在日本では介護業界の人員不足のため、長く働き続けてもらうために環境を整備していくことが大切だと考え、実際に働いている外国人介護職員に今の悩みをヒアリングしました。その結果日本語の難しさや、文化の違い、交通機関の複雑さなどに悩みを抱えていることが分かり、「研修の充実化」「外国人向けの乗り換えアプリの開発」「外国人労働間でのコミュニティ設立」をすべきと報告しました。質疑応答では、「そもそも日本人がやりたがらないことを外国人がやるメリットとは?」という質問などが挙がり、熱い議論が交わされました。


取材:学生記者 経営学部4年 川村塁