東京経済大学全学共通教育センターは、2019年12月14日(土)本学1号館3階のA308、309、310教室でゼミに所属する学生らによる研究報告会を開催し、11ゼミから26チームが発表を行いました。
開会式で、全学共通教育センター長の新正裕尚教授は「ゼミ研究報告会は発表をする側だけでなく、発表を聞く側も成長できる場であるので、発表者の話をよく聞き、積極的に質問をして自分の成長につなげてほしい」と、この報告会の意義を学生に伝えました。
中川知佳子ゼミは「英語学習における音読の優位性」というタイトルで発表を行いました。音読教材を教員が実際に同じ語学レベルの生徒8人に配布し、教材のログイン回数とTOEICの得点の関係性があることを論じていました。フロアからは「他の勉強法も影響があるのでは」という質問などがあげられ、活発な討論が行われていました。
関昭典ゼミは「ネパール学生との交流から学んだ異文化コミュニケーション」というタイトルで発表を行いました。自分達の居心地の良い環境と今まで足を踏み入れたことのない環境を「ウチ」と「ソト」と定義し、ゼミ合宿でタイ、ネパールという「ソト」で経験した異文化コミュニケーションを踏まえ、グローバル化に消極的な日本人へ「ソト」へ出ることを呼び掛けたい、と熱弁しました。
取材:学生記者 経営学部2年 寺島琴里