2019年12月20日(金)、東京経済大学国際交流委員会は、今年9月に来日した短期留学生らの日本語プレゼンテーション報告会を開催しました。東京経済大学は30以上の海外の大学と提携し、国際交流を図っています。今回は、12名の短期留学生が日本語でプレゼンテーションを行いました。
開会に先立ち大日方国際交流課長は「短期留学期間に学んできたことを報告する良い機会です。この経験が自信となり今後のキャリアに生かせるように頑張ってください」と留学生らにエールを送りました。
聴講していた学生のひとり、佐々木優至さん(コミュニケーション4年)は「ノンネイティブの日本語表現を聞き、これが“勉強する日本語”なのかと新しい発見になりました。特に新語・流行語大賞に触れたプレゼンは、新しい言葉が日本の社会や文化を作っているんだなと感じました」と感想を話しました。
国分寺国際協会の押味亜希子事務局長は「日本語の発音が上手で、聞きやすかったです。留学生の皆さんにとって日本語の習得は難しいことだと思いますが、これからも勉強を継続し、日本文化や国分寺を好きになってもらえたら嬉しいです」と講評しました。
報告会終了後、短期留学生らは笑みをこぼし安堵している様子が見られました。日本語を習得し、日本文化を学んだ彼らの今後の活躍に期待が高まります。
短期留学生の発表テーマは以下のとおりです。
(1)日本語ビジネス「磯谷煙火店」(2)日本文化「竹の紹介」(3)日本文化「小野妹子」(4)日本文化「2019日本の新語・流行語大賞」(5)日本文化「断捨離」(6)日本文化「配慮」(7)日本文化「雪舟」(8)ビジネス日本語「サイバーダイン株式会社」(9)日本文化「贈り物での付き合い」(10)映像から学ぶ「箸について」(11)日本文化「日本人のコンパ」(12)ビジネス日本語「QUARE ENIX」
取材:学生記者 コミュニケーション学部2年 川手駿