2020年1月23日(木)に東京経済大学の6号館3階F302教室で2019年度グローバルキャリアプログラム中国研修コース研修成果発表会が行われました。
8名の学生が中国研修での経験からそれぞれテーマを決め、オンラインマーケット・中国アニメ・中国の戸籍制度や教育格差などさまざまな分野についてこのプレゼンテーションを行いました。このプレゼンテーションは内容・発表時間・中国語の発音・声の大きさ・発表態度の6つの側面が5段階評価で審査されました。
優秀賞には緒方崇史さん(経営2年)と細谷悠里さん(経営2年)が選ばれました。
緒方さんは4か月にわたる上海の留学経験から電動バイクに着眼点をおき、交通ルール・充電インフラ・バイクの価格から発展と普及について日本と比較しながら発表しました。
細谷さんは名創(MINISO)という中国を中心に世界各国で雑貨販売を行う企業の戦略について発表しました。
最優秀賞は宮崎仁汰さん(経営2年)が受賞されました。宮崎さんはIT時代における中国の書店について発表し、オンライン書店が拡大する中、実店舗の売り上げが大きく減少していない実態を調査し実店舗の将来性についても言及しました。
受賞の際には教員の方々が「中国語の発音が8名の中でもっとも流暢だった」とコメントしました。
羅歓鎮教授の講評では「全体的にテーマを中国の面白いところやリアリティーを押さえていて聞きごたえがあった」と感想を述べました。また、「発表にWhat/Whyということを念頭におき、中国と日本の比較の視点を取り込んでいたところが良かった」とフィードバックをしました。
取材:学生記者コミュニケーション学部3年伊藤わかな