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コミュニケーション学部2019年度「優秀卒業制作・卒業論文発表会」開催

コミュニケーション学部の学生が制作・執筆した卒業制作・卒業論文の中から、優秀な作品として担当教員が推薦した12作品による発表会、コミュニケーション学部「優秀卒業制作・卒業論文発表会」が、2019年1月31日(金)、東京経済大学国分寺キャンパスで行われました。

コミュニケーション学部は「卒業制作・卒業論文」を必修としており、学生は所属するゼミの担当教員のアドバイスを受けながら、自身でテーマを決めて4年間の学びの集大成として制作や研究に取り組みます。学生は個人やグループで、先行研究の論文を読んだり、統計調査やインタビューを行ったりします。卒業研究は論文の形にとらわれず、映像や音声といったメディアを駆使した作品制作も可能で、今回、推薦された12作品のうち2作品は音楽制作など、論文以外のメディアでの提出でした。

「『nicola』の分析から見るジュニアファッションの変化」で、中学生を主なターゲットとしたファッション雑誌を分析した岡田純子さん(コミュニケーション学部4年)は、卒業研究にあたり過去18年分のバックナンバーを自ら購入し読破したほか、nicola編集長にも1時間に及ぶインタビュー調査を実施するという、意欲的な調査を行いました。ファッション雑誌に「プチプラ化」と「大人化」という二つの傾向があるのではないか、と仮説を立て調査を実施して仮説の検証を行い論文にまとめたものを発表しました。

「フィリピンの海洋リゾート地における汚染の現状と対策」を発表した山本レジーナさん(コミュニケーション学部4年)は、ボカライ島とボボールというフィリピンの二つの事例を通して汚染について考察、対策を提案しました。観光業がメインとなるゆえに、観光客のごみのポイ捨てが問題となっている現状の紹介や、水質汚染への対策で日本の浄化設備を導入した実例など豊富に紹介しながら発表を行いました。

取材:学生記者 経営学部1年 内田充俊