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nc_メディア掲載

【毎日新聞8/3】村千鶴子現代法学部教授がENEOSハイオクガソリンの宣伝についてコメント

2020年8月3日付毎日新聞で取り上げられた、ENEOSのハイオクガソリン「ENEOS NEW ヴィーゴ」をコスモ石油に供給していたにもかかわらず、「国内で唯一、摩擦調整剤を配合」と、コスモ石油を含む他社ブランドより優れていることを強調する宣伝をしていたことについて、東京経済大学現代法学部の村千鶴子教授のコメントが掲載されました。

記事では、ハイオクガソリンに関して、自社の製油所やタンクがない地域で他社から買い取った製品を、自社製として出荷する「バーター取引」が行われていることが判明したと報じています。ENEOS、コスモの共同油槽所のタンクの中身はENEOSのヴィーゴだが、コスモ石油はスーパーマグナムとして出荷しており、コスモの顧客は知らずにヴィーゴを購入していたこと、ヴィーゴはENEOSスタンドでしか給油できないと思っていた顧客もいることから、不誠実な宣伝と批判が出ている状況などを伝えています。

これについて村教授は、「バーター取引は消費者には知らされておらず、同品質の製品を他社に供給すれば『唯一』という宣伝文句に合理的根拠はなくなり、またその表現は景品表示法違反の可能性がある」と指摘しています。