東京経済大学は、本日2020年10月23日(金)創立120周年を迎えました。
明治大正期の実業家大倉喜八郎が、世界に通用する経済人を育成することを目的に大倉商業学校を創立したのは1900年のこと。激動の時代の流れとともに、建学の精神である「責任と信用」と困難な時こそ一歩前に出る精神「進一層」の気概を胸に歩んでまいりました。
そして2020年。
世界が直面する未曽有の事態に、大学の教育と研究のあり方にも大きな変化が求められています。しかし東京経済大学が掲げる、アカデミズムの土台の上に自らの専門性を築き、課題への解決策を導き出す本学の学びの信念「考え抜く実学。」は決して変わることはありません。
弛まぬ努力を惜しまず、小粒でもキラリと輝く大学であり続けるためにさらなる進化を続けます。
120年の歴史は、これからの未来のためにあります。そして未来は、今までの伝統をより一層輝かせるためにあります。
121年目の東京経済大学にご期待ください。
日本経済新聞2020年10月23日朝刊掲載
朝日新聞2020年10月23日掲載