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東京経済大学創立120周年記念展示「東京経済大学120年と創立者大倉喜八郎」(国分寺キャンパス会場)開催

東京経済大学では、2020112日(月)~12日(木)(113日(火)・7日(土)・8日(日)は休館)、9001700の時間帯で国分寺キャンパス進一層館1階にて東京経済大学創立120周年記念展示「東京経済大学120年と創立者大倉喜八郎」を開催しています。

この創立120周年記念展示は、103()25日(日)に大倉集古館で開催された展示のうち、一部の本学所蔵資料を展示するものとなっています。

進一層館に既設の本学沿革史コーナー「大倉喜八郎と東京経済大学のあゆみ」をベースに、創⽴者⼤倉喜⼋郎の⼈⽣とその事績についてと、それぞれの時代の学⽣⽣活について、焦点を当てて紹介しています。

普段は目にする機会がない希少な資料も、多数展示されています。戦時中の学生が執筆した3年次の夏季レポート「南方華僑論」は、1943年戦争が激化した状況で書かれたもので、この年は在学期間が短縮され9月に卒業、その多くが出征し、中には特攻隊として命を落とした者もいたということです。

また、デジタル技術を活用した展示も充実しています。大倉経済専門学校の時代の学生服と大倉喜八郎が渡欧時に着用していたコートを3Dモデルで再現し、画面の前に立つと着用したイメージ画像を作成してくれる「着せ替えAR」。現在開講している全145のゼミの取り組みや研究・教育内容などに関する最新情報と、大倉喜八郎が大倉商業学校創立から逝去する数年前までの訓示や生徒に語り掛けてきた言葉をまとめた「改訂版大倉喜八郎かく語りき」を、形態素解析(文章を最小単位に分割する解析)にかけ、それぞれ出現した単語群により『東京経済大学が“いま”考えていること』と『大倉喜八郎が“あの時”考えていたこと』をモニターに表示する「考え抜く実学。」。国分寺キャンパス進一層館前に佇む大倉喜八郎像を3Dモデル化し、来場者の動きを検知し、手を振ると大倉喜八郎が笑顔で手を振り返してくれる「デジタル喜八郎」(大倉喜八郎が自身の健康の秘訣を語る肉声データも公開)があります。

これらの展示は大倉喜八郎については勿論、東京経済大学への理解も深められること間違いありません。創立120周年のこの機会にぜひご来場ください。

取材:学生記者 経営学部2年 内田充俊