東京経済大学岡本英男学長は、学生の保護者組織「父母の会」の時久昌吉会長と同窓会組織「葵友会」の新見邦由会長と、コロナ禍における大学のあり方や今後の東京経済大学について等自由に語り合う場として、2020年11月28日(土)三者による懇談を行いました。
岡本学長は会の冒頭「新型コロナウイルスにより制限が多い中でも、顔を合わせることが重要だと思っている。同じ目的に向かってお互いの意見を尊重しながら改革をしていくことが大切。本学の強さは、父母・保証人、卒業生、大学が三位一体となって動くことができること。現状を共有し、アイデアを出し合って対話を重ね大学を盛り立てていきたい」と挨拶をしました。
時久父母の会会長は「第1学期に支給された1人一律5万円の修学支援金について、父母の会を代表して御礼を述べたい。大学は、試行錯誤しながら親身に対応して頂いている感じがしている」と話されました。また、先生や友人に会って議論する重要性を実感している。次年度は、多くの授業で対面が再開されると聞いて嬉しく思うと述べられるとともに、東京で一人暮らしをする学生は生活がとても苦しくなっていると思うので一層目をかけて欲しいと、ご要望を頂きました。
新見葵友会会長は「卒業生として学生に対して支援していきたいと考え寄付ができるよう準備を進めている。若い世代の卒業生にもっと大学に目を向けてもらえるよう、世代交代を図っていきたいと考えている。忙しい中でも工夫して活動に参加し、学生たちを支援してもらいたい」と若手の卒業生たちへの期待を述べました。また、いつまでも血の通った温かさのある大学であって欲しいと、母校に対する思いを語りました。
このコロナ禍で大学の様相は一変しましたが、本学はこのような状況の中でも大学、父母・保証人、卒業生が一体となって考え続け、人と人とのつながりを大切にし学生の成長に寄与していくことを改めて確認しあう貴重な機会となりました。
徹底した感染症対策の下行われた懇談の様子
和やかに懇談する岡本学長
懇談後、整備された東経の森にて記念撮影