2021年2月17日(水)、東京経済大学は米コロラド大学ボルダー校と学生のオンライン交流会を開催しました。
東京経済大学では、例年、2月と7月にJapan Study Program(JSP)を開催し、海外協定校の学生を2~3週間本学へ招き、日本留学や日本体験の導入として、日本語を学んだり、日本文化を体験したりする機会を提供しています。
しかしながら、2020年度は、新型コロナウイルスの影響によりJSPを開催することはできませんでした。また、本学の学生にとっても、留学の機会を失った一年となりました。
コロナ禍であっても国際交流を絶えさせない、英語を学習するモチベーションとして学生たちに活用して欲しいと思いから、国際交流委員会では今回のオンライン交流会を企画しました。
オンライン交流会は全て英語で行われ、関昭典 国際交流委員長の挨拶から始まり、ゲームや東京経済大学の紹介などがあり、最後にはディスカッションを行いました。
ゲームは、「Two truth, one lies(二つの真実と一つの嘘)」と日本に関するクイズを行いました。「Two truth, one lies(二つの真実と一つの嘘)」は、学生が一人ずつゲーム形式で自己紹介ができるアイスブレイク(参加者の緊張をほぐし、話しやすい雰囲気を作るためにとられる、簡単なゲームや自己紹介)です。日本に関するクイズでは、4枚の写真から富士山を選んだり日本で最も人気のある映画を題材にしたりしてクイズを行い、正解した問題ごとにポイントを競いました。ディスカッションでは、「コロナが収束したら行ってみたい国」「自粛期間中に買ったもの」などをテーマに、少人数に分かれて語り合いました。
全体を通してフレンドリーで笑顔が多い交流会になったことが印象的でした。
今回のオンライン交流会にボランティア学生として参加した、2名の本学学生のコメントを紹介します。
國原萌花さん(コミュニケーション1年)は、「協定校の方と交流する機会をいただき、最初は緊張や不安な思いがありましたが、楽しく終えることができ、良い学びができたと感じています。自身の英語に対する意欲も増し、さらに精進したいです」と、イベント後の思いを語りました。
また、上條千咲さん(現代法3年)は、「英語に不安がありましたが、みなさんゆっくり話してくれて、英語ネイティブの学生とこんなにたくさん話したのは初めてだったのでとても楽しかったです。今回の交流会により、日本や東経大について少しでも知って、興味を持ってくれたら嬉しいです」と語りました。
取材:学生記者 経営学部2年 内田充俊