2021年5月16日(日)付、朝日新聞静岡版において、東京経済大学コミュニケーション学部の中村忠司教授(研究分野:観光学)によるコメントが掲載されました。
記事では、NHKの大河ドラマ放映時にゆかりの地に設置される「大河ドラマ館」について、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に関連して静岡県伊豆の国市での大河ドラマ館の設置の取り組みを紹介しています。
中村教授は、自治体と大河ドラマの関係性について、制作発表から時間的余裕があることで予算に反映でき、自治体にとって観光客誘致による経済振興に資するコンテンツとなってきた経緯があることを語っています。
また、都市ブランドを高めることや地元住民が誇りに思い興味を持って歴史を調べることなどから地域への愛着を深める効果や、盛り上がりを一過性に終わらせないためには自治体が育ったコンテンツを事業として育て続ける必要があることを指摘しています。