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【朝日新聞5/19】佐藤一光准教授による論文を紹介

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も

2021年5月19日(水)付、朝日新聞「#(ハッシュ)論壇」において、東京経済大学経済学部の佐藤一光准教授(研究分野:公共経済、労働経済)による論文「保育士の給与が低い理由」を紹介しています。

朝日新聞「#(ハッシュ)論壇」は論壇委員が注目する論考を選んで記者が深堀りするもので、月刊誌『都市問題』2021年4月号に掲載された佐藤准教授の論文が選ばれました。

記事では、保育士を確保するために質の向上もあわせて待遇改善の施策が進められているが、特に都市部では保育士不足が続いており、給与の決定構造に人が定着しない一因があるという佐藤准教授の指摘を紹介しています。

これまで保育士の技能に重きが置かれてこなかったことがあり、今後保育士の待遇改善を考える上では、単に平均給与を引き上げるだけでは十分ではなく、それぞれの保育士が獲得した技能を具体的に評価する基準を作り、職場が変わったり休職を経たりしても、身につけた技能に応じた水準の給与を国が一律で保証する仕組みを構築するなどの議論を始めることが重要だと語っています。